1994年をまた違った角度から見ると、週刊少年ジャンプが最高の発行部数である653万部を達成したのがこの年でした。
それが象徴するように、様々な雑誌が我が世の春を謳歌していた年代でもありました。
1994年の作品が載っている「ゴーマニズム宣言」7巻収録「第130章 我こそは傷つけられし者なり」中の、よしりん先生をバッシングした雑誌の部数を見ると、今では信じられない数字が並ぶと共に、「噂の〝貧相〟」のように廃刊となってしまった雑誌も混じっています(冒頭に挙げた週刊少年ジャンプも、2023年6月13日のデータで125万部と、当時の1/4にも満たない数字)。
しかし、それだけの勢いがありながら、既に何人も殺害していたオウムを追求する記事などはごく少数で、既にオウムに命を狙われてまでの戦いの最中にあったよしりん先生を(人気者への嫉妬的な記事で)叩いてるんだから、本当に役立たずの雑誌ばかり!
現在における雑誌の衰退はインターネットの普及も大きな要因の一つですが、1994年は日本においてダイヤルアップ(一般の電話経由)のインターネット接続サービスも登場しています。すでに様々な伏線が出現していたのですね。
雑誌の市場は今よりさらに縮小して、ごく一部を除いてほとんどが消滅することは避けられないと思います。
来るその時代、このサイトを含む「ゴー宣から生まれたメディアや文化」を、「雑誌の〝後〟を担う存在にしたい」と、本気で色々と考えている今日この頃です。